シャリアーホテル富士山への訪問

   
  何週間前に自分のフェイスブックタイムラインに日本のシャリア-ホテルについての情報があふれていました。なぜ「シャリア-ホテル」の名前を使っているのかなと疑問に思います。このホテルの何で「シャリアー」と呼べますか。アルコールやポークを提供しないで「シャリア-」になりますか。それとも、その地方にあるイスラム文化センターがホテルの事業及び食品提供を審査し、「シャリア-」又は「ハラール」の認証をあげますか。
 
 2016年10月7日に同僚と一緒に山梨県富士河口湖町にあるシャリアホテル富士山に訪問しました。下記には私がホテルのオーナーである山下茂社長に、お話を伺って聞いたホテルの情報と私の意見です。
 
   毎年増加している日本、特に富士山に訪れるムスリム観光客に向けて、今年7月にこのホテルがオープンされました。残念ながら、設立してから訪問日までに宿泊する観光客がいませんでした。インドネシア人の団体が一回、昼食のため利用しただけです。

  これは「ホテル」と言うより、富士河口湖や富士山に行くバックパッカー向けの「ホステル」のほうが合ってると思います。この二階立てのホテルに8部屋があります。部屋ごとに2人まで使えますし、キブラを示す印がありますが、各部屋にはバスルームがありません。各階に観光客が使用できる供用バスルーム、キッチン、と洗濯機があります。


  礼拝所は二階にあってウドゥ(洗浄)の場所は各階にあります。提供されている食べ物・飲み物はハラール認証を持っている輸入品または日本製品およびムスリム観光客が食べられる・飲める物です。宿泊、朝食、晩食の値段は別々です。

    
  現在、本ホテルには事業又は食品提供のハラール認証をもっていませんが、自分がもっとも尊敬しているのは社長の「ムスリムフレンドリー」の施設に対応する意志です。富士河口湖にいるムスリム人達と協力しながらホテルを準備して、他の観光事業者にもムスリムフレンドリーな施設が対応出来るように振興しています。
  以上です。このホテルに行きたい方は下記のURLにご覧ください。

http://fuji-bb.jp/syariah/

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